2010年4月3日土曜日

El monólogo de yuko 〜優子のひとり言〜: とうとう私が・・・・

El monólogo de yuko 〜優子のひとり言〜: とうとう私が・・・・

信仰と行列

未だ「宗教」が分からない。
いろいろ本なども読んだが、余計な知識が付くばかりで、あ、そっか、に到らない。
習慣、とか、しつけ、とか色んな他のタームで理解しようとするけれど、もちろんやはりしっくりこない。

大体こういうときは問題設定自体が間違っている。
つまり「宗教を分かる」、分かろうとするやり方が間違っているという事だ。
「分かる」ことは土台無理かもしれない、ということ。


連れ合いに言わせると、その宗教が身近にある、というのはもちろん習慣だが、最後は個人の信じる力だろうと。
身近にあったって、信じなきゃね。
それはそれで至極正しい。

分かろうとするやり方ではなく僕にも「分かる」のは、故郷で墓参すると、ぁあ、なんか気持ちいいな、ということ。
これは確かに感じる。
こういう事なのであろうか。
 

日曜のパスクア(イースター)に向けて、今週はセマナ・サンタ(聖週間)である。
昨日はマドリードのある通りで、その教区のイースターを祭る行列を観た。



民衆の熱狂と荘厳さに、分かりそうで分からない、もやもやした気持ち悪さが際立つばかりだった。