2010年4月4日日曜日

独言と会話


言葉を生業にしているが、言葉のない世界を強く意識している。

存在の持つリズム、というもの。
波長の同期。
こんな事は言葉にしても理解を得られないものの代表だけれど。

フィーリングが合ったんだよ。
直観でしょ。
なんて言うのは、たわいもない、その時の言葉かもしれないけれど。
僕は実はそれに尽きるとも思っている。

フィーリングが合ったんだよ。
直観でしょ。
を説明するために、その言い訳をするために、言語の歴史があったのだ、と言ってもあながち間違いではないとさえ考える。


色んな場所で書いたが、僕らの研究の中の大きな発見、業績は、直観を説明する力だ。
フィーリングに対する世間的な言い訳が、いかにうまいかだ(笑)


今回のスペインは。
こゆきが色んな場所に連れて行ってくれる。スペイン語の分からない連れ合いと共に。
物理的にも、心理的にも。
彼女らには、「言葉という障壁がない」。
言葉は障壁を取り除く以上に、障壁を作るものだ。


本当にやられる。
うちの連れ合いとうちの愛犬のグローバルさには(笑)
日本の大学の教育は全く間違っているね(笑)
…大学の教員の言う事ではありません、あしからず。