2010年4月6日火曜日

予定と意外

セマナ・サンタも終わって、朝から大学に行った。
モンクロア(大学の近くの地下鉄の駅)でバスに乗り換えようと思っていたら、目当てのバスがこない。
20分位待って、別のバスの運ちゃんが手で合図をくれる。
ワイパーみたいに右手の指を降るやつ。
ん、と思って、話しにいく。
今日は文献学科の授業はないらしくて、バスは出ないよ。
…HPでは今日から開くと出てたのに…
…であるが、こんな事は日常茶飯事(笑)
そのまま別の用事をしに方向転換(笑)

一通り用事を終わらせて、家に帰り、連れ合いと一緒に買い物に。
スペイン人の友人に連れ合いに食べさせろと言われてた Chirimoya(チリモーヤ)を見つけて。
買って。
この話は明日。


いくらか買い物をして、家に帰ってから、こゆきを連れて、先日書いた近所のバル、IRIS(イーリス)に。
いきなりサービスで Callos(カジョス:モツの煮込み)を出してくれたから、こゆきが大興奮(笑)
加えて、マスターがチョリソの塩分のない部分をこゆき用にくれる。


で、見知らぬ料理を興味津々で頼んだら、これがまた恐らく腸をくるくる巻いてさっと揚げたもの。
こゆき、卒倒しかけ(笑)


今日はバル IRIS のマスター、ニカ(本名、イグナシオ)と鳥や豚の屠殺の話から、最近のスペインでの食べ物の流通システムの話になった。
今の肉類、魚類の流通は登録制が義務になっていて、うちで飼っている家畜を勝手にしめて食べる、人にあげるという事は基本的にダメらしい。
もちろん家庭のみで楽しむ分には問題ないだろうが、売ろうとすると、知り合いだからといって勝手にやってはならないらしい。
昔は(ニカは20年〜15年前くらいから変わっていったと言っていた)よく知っている知り合いから安くおいしい肉を手に入れていたらしいが。
必然、全ての食料店、飲食店が流通経済に巻き込まれて値段が上がる、という事だ。
味もそれまで通りの保証の限りではなくなる。

なんか、どこも同じだなぁ。
システムに任せないと保証や信頼が保てなくなる。
んー、純粋な地産地消は夢ですかね。