2010年5月2日日曜日

仰視と危険

連れ合いに大学を見せておきたかったので、ひとクラスだけの日に一緒に来てもらった。


簡単に僕が行っている学部の周辺を紹介した後。


学食でいつもの様に450円くらいの盛り合わせ定食(Platos combinados)をふたりで食べて。


僕はクラスに、連れ合いはゆっくり食事をとって、ブラブラしていたようだ。

帰りは、来週から連れ合いの通う事になる語学学校の場所を確かめ、そこから家まで散歩をしようということで、モンクロア行きの帰宅バスに乗った。


10年前は上れて、丘に広がるマドリード市を見渡せたマドリードタワー (Faro de Madrid) は恐らく建築上、耐久的に危険である事が確認されたのだろう、数年前に来たときから上れない。(正確には今回はまだ確認していないので復旧しているかも、だが)
バスから親友の少し前のブログを思い出しながら眺めた。


そして。
連れ合いの通う予定の語学学校を確認してから、家に歩いて帰ってくるときの事。
後ろをぴったりと着いて来る外国人(スペイン人ではない、ということ(笑))らしいふたり組がいる。
これは、と、アンテナが。
すぐにリュックを前に持って来ると、案の定少しリュックの口が開けられそうになっていた。
そして連れ合いの方を見ると、腰に巻いていたジージャンのポッケに手を入れようと。
…睨みつけたら、ブツブツいいながら去って行った。
ちょっとだけ10年前の感覚を取り戻した。
連れ合いも、ぉお、こーゆーことかー、と初体験にちょっと興奮して、気を引き締めねばね、と。

もうすぐひと月半。
危険性、を再確認する時期だな。