2010年9月4日土曜日

晩夏と怒濤 8

8月25日。

ベガデオ2日目。
朝はゆっくり起きて。
宿泊したのは昔郷士だった人の大邸宅を改造してホテルにした贅沢な丘の上の宿。


朝食をゆっくりとって、丘を下りながらL先生のうちに。


この日は山をひとつ越えて南に行ったところにある Taramundi という街に。
もともと鉄鉱石が採れた村で、ナイフや包丁などの刃物が名物。


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L先生のお姉さんのMアンも一緒に。


農家の古い建物やローマ時代から残る水車が保存される街。

アストゥリアス式納屋(台形)
ガリシア式納屋(長方形)

ベガデオ、タラムンディはアストゥリアス地方と西のガリシア地方の境界にあるので、微妙に違う建築様式が共存する。


ねずみ返しは世界共通?


この日のアストゥリアス地方は稀に見る暑さで。
しばし日陰で休憩。

川で冷やされる Sidra(シドラ:リンゴ酒、シードル)も魅力的。


そして、みなでガイド付きの水車小屋見学ツアーに。


すばらしい工夫が。
ひとつの水流で3つも4つもの動力を取る。


お昼は、山の上のレストランで美味しいアストゥリアス、ガリシア料理。

カルド・ガジェーゴ(ガリシア風煮込み)
子牛のステーキ


日本にありそうでどこか違う山間の景色。


夕方ホテルに帰ると、さらに大きな部屋が用意されていて。
一日目は手違いだったらしい。
うれし。


ワインディングに弱いお留守番こゆきも大満足の午睡。


夜に5レンジャー到着。サンティアゴ・デ・コンポステーラから。
…正確には…たまレンジャーがオープンキャンパスのために日本に帰り。¡Madre Mía!
…4(フォー)レンジャー。


ま、代わりに僕が入って5レンジャーにしとこ…