2011年1月27日木曜日

仮想と本物

間違いなく。
日常が最もうまくできた仮想である。
僕らの生活に、本質的にそうでないといけない、というものは殆どない。

その、本質的に仮想的な日常を模倣して、あるいはそれを基盤に工夫して、仮想なんちゃら、を作ろうとする。
そうすると色んな市場で大体当たる。
3D技術の発達もそうだし。
ロボットが人間そっくりである必要はない。

こゆきは時々バーチャル・ハンティングをする。
ドッグフードを威嚇する(笑)


面白いなぁ、と思うのは。
こゆきは生まれてこの方獲物を仕留めたことはない。
つまり、彼女の経験にとってはバーチャルではないはず。
さて、ここで、「彼女にとっては」、が面白い。
本能やDNA、なんて言う誰も知らない用語で済ませてはダメだ。

つまり、僕らの日常も。
バーチャルだと、普通、思わないとしたら。
…僕らは、日常言語の論理にうまくプログラミングされている、のかも?