2010年7月2日金曜日

暑気と催事

暑い。


けれど、はっきり暑いので気持ちは悪くない。
ただ、外を歩くとそれだけで疲れる感じ。


ビールが限りなくうまい。

しかし、この暑い最中、観光国スペインは催事が一番盛んになる。
マノーロ・サンルカルから始まった SUMA FLAMENCA にも随分と行ったが。
今度は、いつものこゆきの散歩コースのひとつ、王宮の裏庭、サバティーニ広場で Veranos de la Villa という一連の催しが。
舞台が組まれている。



会場はいくつかあって、おとといの火曜日、ちょうど悔しかった日本戦のあと、スペインの対ポルトガル戦があった時に、Casa de Campo の Escenario de Puerta del Angel まで、パコ・デ・ルシア(Paco de Lucía)のコンサートに。


夜の10時開始である。
じゃないと、暑くて見てらんないでしょう。


もちろん10時には始まらず、20分遅れくらいで。
この会場で雄叫びが上がり、スペインがポルトガルに勝ったことを知った(笑)

左手に王宮とアルムデナ大聖堂を望みながら。



野外の会場が増えるわけだ。
気候と時間を利用して。

SUMA FLAMENCA では、美術館の美しい建物を利用してその庭で Estrella Morente の迫力のあるカンテを聴けた。


滅多に行くことがない、マドリード郊外の Torrelodones にも今年68歳になるエドゥアルド・セラーノ "エル・グイート"(Eduardo Serrano "El Güito")の踊りを見に行ったり。


これは凄かったな。
また、年齢と芸術、の話で書きたい。



郊外の市民公会堂といった感じの会場だった。

こゆきも毎日の散歩でスペインの夏の光を満喫。


日陰を求めて歩くかと思えば、日向に出たがったり。


影の色も冴える夏が来た。