2010年10月5日火曜日

出会と意識

ツイってみたりもしたが。
この池谷さんの対談はすごくいい。
常日頃感じて来たことを、脳、という場でひとつ証明してくれているように思う。


言葉を研究していると、分かっていることを研究しているジレンマがある。
無意識あるいは意識的に分かっていること、を記述するわけだ。
しかし、これは言語に限ったことではない。
理系と言われる多くの分野でも同じことだ。

リンゴの落ちる落ち方、速度や時間が計れても。
どうしてリンゴが落ちるのかは永遠の謎である。
引力、という言葉が発明されても、引力の存在の謎が解明されたわけではない。
そして、リンゴはさっきと同じように落ちたり、落ちなかったりする(笑)

一度会ってお酒を飲みたい。
いや、飲まなくてもいいのだが(笑)
どうやらスペイン好きらしいし。
同い年だし(笑)…かんけーない。


僕には会いたい人リスト、というのがあって。
残念ながら最近、会いたかった人リスト、に移行してしまった人も随分いる。
鬼籍にお入りになって。


不思議なのは、会いたいな、と思っているとチャンスが巡って来ることだ。
全く接点のなかった人にも僕は何人か会ったことがある。
会うというのは、見るのではなく、お話をするということ。
人の繋がりもあるが、偶然もある。

落語家・柳家花緑(小さんの孫ね)さんとは、偶然電車で会って話をしたことがある。
話しかける僕も図々しいね(笑)
話題はもちろん話術(笑)
彼は電車で移動するんだって。


これも会いたいと思うことで、無意識が会える方向に努力させているのかもしれない。
意識なんて本当に氷山の一角だもんなぁ。