ということで、トレド小旅行です。
こんもりとした丘の周りをタホ川がゆったりと流れる古都なのだが。
前回訪れたのは何年前か?
その時と随分様子が変わった。
丘なので、街の中央にたどり着くまでに随分と坂を登る必要がある。
はずが、だ。
なんと、丘の中腹辺りに、エスカレータが。
一カ所だけではなく、何本も。
幸いなことに、それを知らなかった我々は、ゆったりと(そう、ゆったりと)階段を。
汗を垂らしながら。
しかし、この階段も実は近年できたもの。
観光し易さと、よき旧跡である、ということの間には、比例関係はないな。
あの坂を登らずして、トレドを往来した様々な民族の跡は辿れまい。
そして、トレドが優れた要塞であったことも。
観光し易さと比例するのは、観光化しようとする気持ち、つまり人集め魂だけだ。
そして、けっして観光客はそれ、人集め魂を感じに観光するわけではない。
歴史を感じさせる街並みですね。
返信削除それにしても、こゆきちゃん、様々なところに行けて羨ましい。
観光客を呼び込むために便利にすると、つまらなくなるケースがあるかな。
特に史跡などは、当時の生活環境もある程度感じ取れるほうがいいですよね。
でも、今はバリアフリーの時代。
高齢者などにも配慮しなければいけないし、難しい問題ですね。
> きりやん
返信削除そうなんです。やっぱりお年寄りや車椅子の人はあの方がもちろんいいんです。
ただ、もう少しやり方があるんじゃないかと。
こゆきは、彼女にしてみればいい迷惑なのかも知れませんが(笑)