日本から来るたくさんの友人たちと楽しんで。
この半年の区切りに、というわけではないけれど。
家族ふたりと一匹でコルドバ、グラナダを廻って来た。
ビデオは後日編集してから。
いつもそうだけど。
そして今さらだけれども。
旅に出ている最中はうちを思い。
家に戻るとまた旅に出たくなる。
もちろん、旅をしている最中は楽しいのだけれど。
心のどこかでうちを想っていて。
日常に戻ると、非日常を望もうとする。
旅先の目的地に辿り着く。
うちの玄関に辿り着く。
同じ「辿り着く」でも随分と意味が違う。
…いや、そう錯覚しているだけか?
日常の基盤。
安定。
ルーチンの中に潜る。
家族のいるところ。
家のあるところ。
日常、ってなんだろうな。
改めて、グルグルぐるぐる、考える。
マドリードに戻るとほっとする。
東京に戻ったらほっとする?
…なんかしなさそう。
四国の田舎は。
もう随分前から僕には非日常の土地になっている。
「日々旅にして旅を栖(すみか)とす」る芭蕉。
「夕乙鳥(ゆうつばめ)われには翌(あす)のあてもなし」と一茶。
定住近代よ。
うむ、日常。有無…。
こゆきも家に着くと喜ぶ。
もう半年になるんですね。
返信削除すっかり、現地に溶け込んだ様子。
残り半年、楽しんでください。
> きりやん さん
返信削除あっという間の半年でした。
後半は僕は大学がびっしりありますし、優子は語学とフラメンコのダブルスクールなので、もっと早く過ぎそうです。