
夏祭り
ほろ酔い気分の
宵歩き
祭り囃子に
囃しはやされ
(『七月の空』(出版未定))

言葉を流す
クラスの川に
滔々と
気付いたら
吾も川流れ
(『教室のうた 1』(出版未定))

「すべてある」
ロゴスの力で
知れてはおれど
目の当たりにして
戸惑いまどう
(『七月の空』(出版未定))

ひとり飲み
時間値段を
読みながら
苦笑いなり
読めぬ自分に
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))
うたいつつおり
繰り返す歌詞の饒舌が
君のリズムに
追い付かず鳴り
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))
どんな歌
いつ歌えども
赤、赤、赤
赤に染めて
赤のかおりで
(『セニョール・ホニの涙』(出版未定))
二十年
何度聴いたか分からねど
その度に違う
あいつを見たり
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))