2008年7月27日日曜日

囃子は赤

夏祭り
ほろ酔い気分の
宵歩き
祭り囃子に
囃しはやされ

(『七月の空』(出版未定))

2008年7月19日土曜日

授業は水

言葉を流す
クラスの川に
滔々と
気付いたら
吾も川流れ

(『教室のうた 1』(出版未定))

2008年7月18日金曜日

現実は無

「すべてある」
ロゴスの力で
知れてはおれど
目の当たりにして
戸惑いまどう

(『七月の空』(出版未定))

2008年7月17日木曜日

独呑は茶

ひとり飲み
時間値段を
読みながら
苦笑いなり
読めぬ自分に

(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

2008年7月15日火曜日

拍子は白



うたいつつおり
繰り返す歌詞の饒舌が
君のリズムに
追い付かず鳴り

(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

2008年7月14日月曜日

歌詩は赤



どんな歌
いつ歌えども
赤、赤、赤
赤に染めて
赤のかおりで

(『セニョール・ホニの涙』(出版未定))

2008年7月13日日曜日

空桶は黒



二十年
何度聴いたか分からねど
その度に違う
あいつを見たり

(『酔っぱらいのうた』(出版未定))