2008年12月4日木曜日

遅宅は桃

繰り返す
「ちょっとだけね」の
呑みメール
守れないなら
わざわざ書くな

(『メス犬のひとりごと コラボラーダ・コン 酔っ払いのうた』(出版未定))

2008年12月3日水曜日

日暮は灰

冬日暮
沈む夕日の
せわしなさ
待てよ待てよと
薄日の間に間に

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月2日火曜日

現実は冬

シュールとは
現実超える
精神か

冬のシュールな
彩り眺め

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月1日月曜日

紅葉は朱

紅もみじ
落ち込む池の
鏡面に
恥じらいながら
我が朱をのせて

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年11月29日土曜日

新宿は闇

戻り行く
時空を裂いて
遥かな記憶
酒のしずくに
熱を感じて

(『酔っ払いのうた』(出版未定))

2008年11月28日金曜日

宵越は黒

残る酒
頭をもたげて
息を吐く
寒空の風に
酌するつもりで

(『十一月は準備して』(出版未定))

2008年11月25日火曜日

花咲は無

花は咲かせる、から
花は咲く、そして
花はあるのだ、へと

(『教室のうた 1』(出版未定))