
待ち尽くす
世の闇の暗さ
打ち消すごとく
開く扉の
儚さよ
(『メス犬のひとりごと』(出版未定))

酔い集う
日毎日ごとの
繰り返し
無名の我に
慰め要らず
(『酔っ払いのうた』(出版未定))

武蔵野も
朝の光に
色を潜め
来る春緑の
キャンバスとなり
(『武蔵野』(出版未定))

夕まぐれせまる
会議の終わる頃
そわそわ時間
提灯時間
(『酔っ払いのうた』(出版未定))

忘られぬ
千代の契りぞ
打ち捨てて
明日の希望を
望み夢見て
(『セニョール・ホニの涙』(出版未定))

嗚呼
世の中は苦痛だ
二日酔いは厚い
朝の缶コーヒーも
熱い
(『十二月は充分に』(出版未定))

言葉を話すことを競う
言葉、を競うことは選択
それをとると残るは、話す
話す、とは伝えること
(『十二月は充分に』(出版未定))