
曇空
寒さを空の下に敷く
弾くが如く吹け
春一番
(『二月は賑々しく』(出版未定))

帰り道
懸念に捕らわれ
足下見
空の青さも
信じられずに
(『二月は賑々しく』(出版未定))

昼下がり
日向ぼっこに
散歩におやつ
最後はやっぱり
ソファーで連ドラ
(『メス犬のひとりごと』(出版未定))

音楽は言葉を孕み
堕ろしたり
育んだりする
波の満ち引き
(『セニョール・ホニの涙』(出版未定))

動脈と静脈の交わる時間
赤で始まり
夜は
赤で終わる
(『二月は賑々しく』(出版未定))

酔いどれの
これに乗ろうか
降りれるか
酒の気持ちを
図られず居り
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

高崎も青
三鷹も青と
言い切れば
どこも青なり
この世の空は
(『二月は賑々しく』(出版未定))
地方入試で見た高崎の空でした。