
悠々と飛びゆく
青の中
そこは
白き意識の頭上に浮かぶ
(『六月の心』(出版未定))

想像する
感じる力を
探し居る
そばにか弱き小犬の寝息
(『飼い主の戯れ言』(出版未定))

待てやそれ
為さざる内に
ひと呼吸
さすれば怒りも
幾ばくか鎮まらん
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

まわれ
くるくるくる回れ
お空見て
回れやまわれ
くるくるくると
(『六月の心』(出版未定))

待ち侘びつ
居らぬ我らを
待ち侘びつ
帰る我らを
待ち侘びつ居り
(『飼い主の戯れ言』(出版未定))

雨 滴
雨 水 雨雨
滴 雨
雨 雨あめ 我
傘の内
雨
(『武蔵野』(出版未定))

お好み焼きを切りながら
教え子の話を聞き居り
ヘラがコツコツ
(『教室のうた 1』(出版未定))