
呑むという
行為の充つる
その際 (きわ) は
君と僕との
細胞の膜
(『教室のうた 1』(出版未定))

花の種類も違うれど色も形もかくありて
ましてや見えぬ人の道なら
(『スペイン恋歌』(出版未定))

×(ちょめ)×値
××率の
その"1"は
なんの基準で
吾を責めあぐむ
(『ヘルスメータの怪』(出版未定))

システムや制度の壁は
生きやすくするためのバイアスなり
笑え!
(『七月の空』(出版未定))

たれそかれ
せがまれ出でた
散歩道
散歩せらるる
吾に気付き居り
(『飼い主の戯れ言』(出版未定))

夏まだき
かけ上がる階段
発車ベル
開いた扉
夏の冷風扇
(『六月の心』(出版未定))

夏の風
雨の谷間に
機を図り
桜桃(もも)の匂いと
共に混じりて
(『メス犬のひとりごと』(出版未定))