2008年12月24日水曜日

形式は黄

ここまでしか…、
どこまで?
愛の存在形式の
物足りなさと
儚さよ

(『セニョール・ホニの涙』(出版未定))

2008年12月23日火曜日

唄詩は白

瞬間に行きすぐ唄を
追いかけて
行き着く場所は
無音の彼岸

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月22日月曜日

睡眠は無

舞う蝶になる
戦火の恋人や
海の底の貝
いつでも
それらであることを
確認する
眠り

(『メス犬のひとりごと』(出版未定))

2008年12月19日金曜日

青空は青

解き放たれて
仰ぎ見る空の
その青さ
心の色の
鏡ならでは

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月18日木曜日

薄雲は灰

午後三時
千切れたような
雲の間に
薄ら笑いの
青空が
ちら

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月17日水曜日

年末は赤

朝晩の
寝るや起きるや
繰る中に
すと入り込む
年の瀬の色

(『十二月は充分に』(出版未定))

2008年12月16日火曜日

散歩は白

散歩まで
あと何秒で
散歩まで
静かな冬の空気
待ちわび

(『メス犬のひとりごと』(出版未定))