
熟れた腰を
たゆませ歩く
OLよ
花の命も
果実の時期も
(『四月の漆黒』(出版未定))

春日差し
昼寝のあとの
脳みそは
かすみたなびく
歌景色かな
(『四月の漆黒』(出版未定))

桃色の
後の緑は
幼くて
空の淡さに
染まず滲まず
(『四月の漆黒』(出版未定))

重ね行く
杯のリズムや
酔い良いに
一夜人世の
酒の幻
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

客観を求めた先に
主観立ち
主観の終が
客観ならば
(『ロゴスの続き』(出版未定))

焼酎は
お湯や水割り
日本酒は
燗がよろしや
ラムストレート
(『酔っぱらいのうた』(出版未定))

宜長や
西行法師はさもあらん
やれ犬どもも
花に惹かれて
(『四月の漆黒』(出版未定))