2010年9月5日日曜日

晩夏と怒濤 10

8月27日。

早朝にD大5レンジャー、オビエド(アストゥリアス)空港に向かう。


マドリードにみな帰る。
8時にタクシーで発ったのだが、ホテルのフロントに誰もおらず(笑)
みなのカードデータを預かってなんとかした。


こゆきもどこか今日帰るのを把握している。

こゆきが車に弱いし、僕らの飛行機は夜の21:30発だったので。
僕らは FEVE(Ferrocarriles de Vía Estrecha)という狭軌鉄道でオビエドまで向かうことにした。
11時頃、出るときにはお弁当まで持たせてもらって。
Muchas gracias por todo, profa. L.

FEVE の外観については連れ合いのブログを参照ください。


ゴトゴトと激しく揺れる中、我が家族爆睡。
3時間かけて。

オビエドのサン・フランシスコ公園でお弁当。


Información(観光案内所)が開いたのを見て、コインロッカーの在り処を訊き。
荷物を置いてから。
タクシーで高台にあるプレ・ロマネスクの教会を見に行くことに。

Santa María del Naranco

来てよかった!
これは美しい。9世紀前半の建築。

オビエドの街も一望。


タクシーから降りてホッ、のこゆきも気持良さげに。


しばし美味しい空気を吸いながら。



200M登ったところにもうひとつ。

San Miguel de Lillo
こちらは礼拝堂。
なんだろう、ロマネスクは落ち着く。


ゆっくり丘を下りながら。
地図も見ず、ちょっと迷いながらもセントロに。
頭ひとつ飛び出した塔を目指して。


やはり世界遺産の大聖堂を見て、オビエドにもアディオス。

…マドリードに着いたのは23:00前。
家に着いて、24:00過ぎ。

いやぁ、怒濤の10日間でした。
これにて「晩夏と怒濤」シリーズはおしまい。

…しかしまだしばらくの間。
余波は続きます…

晩夏と怒濤 9


8月26日。

ベガデオ3日目。
やはり朝はゆっくり起きて。


12:00を目安に5レンジャーとL先生のうちへ。
この日はリア(Ría)を見に、Castropol へ。


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カストロポルは漁師町。
家々の屋根のところにポコッと飛び出しているのは、海を見るためのもの。


ガレリアという大きな出窓
カストロポルは大きな漁師の家の多い街。


皆で街をゆっくりと散策。




小高い丘の上からリアを見下ろすと、牡蠣棚が。
種は日本からも来ているらしい。


昼食はリアを望むレストランで。


リアの恵みを頂く。

ナバハ(マテ貝)

リアの恩恵にあずかり過ぎ(笑)


昼食後は、時刻表の無い船を待ち。


レストランの前から乗船。


ぐるりとリアを廻り。
湾の入り口の橋を望んで。


対岸の Ribadeo で下船。


街を散策して、車で一路ビーチへ。


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L先生が子供の頃夏を過ごした Peñarronda。


もうひとつかわいい村を見せなきゃ、とL先生。
車でベガデオの奥 Piantón へ。


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帰りは夕食に向けて、通称コレステロール通りをL先生宅まで皆で散歩(笑)
町の人が毎夕食後ウォーキングをするらしい。


大満載の一日。