2010年10月5日火曜日

出会と意識

ツイってみたりもしたが。
この池谷さんの対談はすごくいい。
常日頃感じて来たことを、脳、という場でひとつ証明してくれているように思う。


言葉を研究していると、分かっていることを研究しているジレンマがある。
無意識あるいは意識的に分かっていること、を記述するわけだ。
しかし、これは言語に限ったことではない。
理系と言われる多くの分野でも同じことだ。

リンゴの落ちる落ち方、速度や時間が計れても。
どうしてリンゴが落ちるのかは永遠の謎である。
引力、という言葉が発明されても、引力の存在の謎が解明されたわけではない。
そして、リンゴはさっきと同じように落ちたり、落ちなかったりする(笑)

一度会ってお酒を飲みたい。
いや、飲まなくてもいいのだが(笑)
どうやらスペイン好きらしいし。
同い年だし(笑)…かんけーない。


僕には会いたい人リスト、というのがあって。
残念ながら最近、会いたかった人リスト、に移行してしまった人も随分いる。
鬼籍にお入りになって。


不思議なのは、会いたいな、と思っているとチャンスが巡って来ることだ。
全く接点のなかった人にも僕は何人か会ったことがある。
会うというのは、見るのではなく、お話をするということ。
人の繋がりもあるが、偶然もある。

落語家・柳家花緑(小さんの孫ね)さんとは、偶然電車で会って話をしたことがある。
話しかける僕も図々しいね(笑)
話題はもちろん話術(笑)
彼は電車で移動するんだって。


これも会いたいと思うことで、無意識が会える方向に努力させているのかもしれない。
意識なんて本当に氷山の一角だもんなぁ。

2010年10月3日日曜日

郊外と顔無

最近のネタで。

3 ** プッ
9月29日、ゼネストがあった。
僕ら世代の日本人には馴染みがない。


もはや、スペインでも毎日営業する店が多い中。
スト自体が地に足がついてないようにも、外国人の我々からは見える。

でも、こんなにショーウィンドウをされちゃうと。


営業妨害以外のなんでもないような…。

ピケが道路でものを燃やして封鎖するニュースが折々流れた。
まぁしかし、こういうエネルギーがまだスペインにはある、とも言える。


3 ** プッ、3 ** プッ
昨日、冬支度をするために、郊外の大型マーケットに。
最大の目的は IKEA。
来西して2度目。


郊外を歩いていると、スペインでもないしどこでもないような感覚に。
「顔のない街」である。
郊外のごく最近開発された街。
「どこにでもある、どこでも通用する」ことが「国際的」ではないな。
と、連れ合いと。
そこでしか、局所でしか通用しないことを極める方が、やっぱりより国際的でありうるのだ。
と、当たり前のことを再確認する IKEA。


3 ** プッ、3 ** プッ、3 ** プッ
この頃スペインは夜の8時には日が落ちるようになった。
夏の盛りには10時まで明るい。


就寝時には窓のブラインドをピシッと閉める季節がやって来た。
IKEA で買った毛布を出す日も近い。

2010年9月29日水曜日

授業と秋空

日本の大学も始まったとメールその他で聞き。
もちろんスペインの大学も 2010-2011年コースが月曜から始まった。


6月までと同様、母校コンプルテンセのマスターの授業をいくつか聴講に。


言語学専攻は午後の授業。
水曜以外午後6時から9時くらいまで。
その後クラスメイトと話していると1時間くらいはすぐに経つ。
面白い学生がたくさんいる年で幸運だ。


夏は終り。
空はどんどん高くなるばかり。


レティーロの紅葉も進んでいる。


夏のように一緒にいることができないので。
こゆきはちょっと不機嫌だけれど。


休みの日にはゆっくり散歩。


大学のキャンパスはだだっ広いので。
見上げると高い空に落ちて行きそうになる。

本格的に後半再開。

……で、このお菓子を見るといつも勤め先を思い出す。
ドキョー…


ドラえもんのシールが40種類あるらしく。
連れ合いは全部揃える気でいる(笑)
中身がチョコレートのどら焼き(もどき)。
味は悪くない。

2010年9月26日日曜日

南部と迷路

先週頭にコルドバ→グラナダ旅行に行って来た。
知人に会わない旅行は久しぶり。



だらだら旅行(笑)

名所旧跡には犬が入れない。
ので、僕はコルドバでメスキータには入らず、グラナダではみな、アルハンブラには入らない。
恐らく、地元の人間以外でこんな旅行をする人はいないだろう。
最高に贅沢だ。

コルドバから、夜にグラナダに着いて。
ホテルが予想以上に良く。
みな満足。

スペインは値段が人にかかるのではなく、全て部屋料金。
今回のホテルはふたりで朝食付き二日で 140€。
1日計算ひとり35€=4000円くらい。

次の日もお散歩気分で。



アルバイシンの坂をこれだけゆっくり歩いたのは初めてだった。

グラナダ1日目の目玉は夜のアルハンブラ。
中ではなく向かいの丘からイルミネイトされているところを。
これはすばらしい。


グラナダ2日目も散歩しながら。
今度はアルバイシンの反対側の展望台へ。
迷いに迷って、なんとか到着(笑)
アルバイシンの元来の目的にそのままハマった感じ。
戦時に相手を迷わす迷路道。



南部の小都市は、観光的には大きな場所だけれども、日本の田舎町と似た匂いがする。

2010年9月24日金曜日

出発と到着

日本から来るたくさんの友人たちと楽しんで。
この半年の区切りに、というわけではないけれど。
家族ふたりと一匹でコルドバ、グラナダを廻って来た。


ビデオは後日編集してから。


いつもそうだけど。
そして今さらだけれども。

旅に出ている最中はうちを思い。
家に戻るとまた旅に出たくなる。


もちろん、旅をしている最中は楽しいのだけれど。
心のどこかでうちを想っていて。
日常に戻ると、非日常を望もうとする。

旅先の目的地に辿り着く。
うちの玄関に辿り着く。
同じ「辿り着く」でも随分と意味が違う。
…いや、そう錯覚しているだけか?


日常の基盤。
安定。
ルーチンの中に潜る。
家族のいるところ。
家のあるところ。

日常、ってなんだろうな。
改めて、グルグルぐるぐる、考える。

マドリードに戻るとほっとする。
東京に戻ったらほっとする?
…なんかしなさそう。

四国の田舎は。
もう随分前から僕には非日常の土地になっている。


「日々旅にして旅を栖(すみか)とす」る芭蕉。
「夕乙鳥(ゆうつばめ)われには翌(あす)のあてもなし」と一茶。

定住近代よ。
うむ、日常。有無…。


こゆきも家に着くと喜ぶ。

2010年9月19日日曜日

来客と再開

しっかりと不満を伝える、というのは難しいものだ。
手をブンブン振り回して泣きじゃくる、というのは子供の使う技だが。
それと同じだけの気持を、冷静な言葉にして相手にぶつける、のは訓練が必要だ。
…いや、なかなか冷静にはなれないが。
そして、文化もある。


この夏、最後の学生の来客があった。
ゼミ生のTさんと去年スペイン語の文法を教えたYさんだ。

この夏に短期で留学した学生、長期の留学を始めた学生に何人か会い。
ホストファミリーとうまく行った、行かないを聴く機会があった。

語学力が大きな障壁だが、うまく行かない場合は、結局自分の不満の丈をしっかり伝え切れていないケースが多いように思った。
あと、…なんだろう。
短期だと少し我慢すればいいや、で済んでしまうから。

文化では。
「これも時の運だから、うまく行かないのも含めて留学です」
という言い方も何回か聴いた。
これは大人の意見として聴いても良いが。
僕は(大人の?)怠け・臆病の裏返しとしてみてしまう。
ヨーロッパではこの考え方は、はっきり、ない。

伝える不満は、相手の良心に訴える限り、ひびくものだ。
それは言語を越えて。
それを聞こうとしない者とは、やっぱり言語を越えて付き合い難い。
その時はじめて、仕方がない、と言える。

TさんとYさんは、33日の短期留学の最後の夜。
随分と疲れもピークにきているようだったが。(僕らも…(笑))
行きつけのバルに行って話を開始して。


うちで二次会をして。
…あっという間に夜中の3時(笑)


いっぱい話したなぁ。
色んな話ができた。


こんな付き合いを言語を越えても越えなくても、したいものだ。

さて、今日でちょうどスペイン滞在半年。
そろそろこちらの大学も新学期。
連れ合いは語学学校とフラメンコスクールのダブルスクールを開始。

バケーションも明けて。
再開の季節。

2010年9月18日土曜日

寝起と水泳

新婚さんがお出掛け中に、ベッドでスイミングのこゆき(笑)



寝起きのいつもの仕草。